テニスのブログ

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ステファノス・チチパス Stefanos Tsitsipas


ステファノス・チチパス。表記が揺れる選手。日本ではチチパスで大体固定されたみたい。あとは、シチパスもたまに見かける、という感触。ジュニアのナンバーワンからプロツアーに上がって、すんなりトップに上がったという印象。ブレークし始めの頃のイメージは手堅いオールラウンダーという感じ(あくまでも個人の印象)。一生懸命ラリーして、ジュニアっぽいテニスだな、と感じた。シングルバックハンドがよく取り上げられるけれど、フォアハンドも独特。薄めの握りだけど、スピン系のボールでラリーする。卓球のシェイクハンドみたいな打ち方に見えた。上から叩きにくいのでは? とも思ったけれど、このレベルで叩けないということはないはず。まだ、チチパスの強さがわかっていない。動画で確認しよう。


ツアーファイナルを勝ったということで、次はグランドスラム。来年も、ビッグ3がすべてのグランドスラムに出られるということはなさそう。どこか手薄になったところでビッグ3以外が優勝しそうだ。それはほぼ間違いないはず。ただそれがチチパスかというと、そうは限らない。ズベレフ・ティエム・メドベジェフ。この辺りも同じ位の可能性がある。それより下位の選手はどうだろう? ぱっと思い浮かばない。

 

2019ツアーファイナルの動画を少し見た。フォアハンドの打点が高くなって、早いタイミングで叩き続けている。昔見た印象と全然違う。フェデラーのテニスみたいだ。がにまたでぴょんぴょん跳ねていたフットワーク(あくまでも過去の雑な印象)もいつの間にか洗練されている。すごいな。この世代はビッグ3と試合をしてプレーを吸収でき、なおかつ彼らのキャリア終盤から台頭できるだろうから、恵まれた世代なのかもしれない。